名称・ロゴマークについて

こころ、晴るかす。みらい、晴るかす。やさしい光に包まれて心地よい明日が見えてくる。大阪の新しいランドマーク あべのハルカス。

晴るかす。それは、「晴れ晴れとさせる」を意味する古語。地上300メートルの最上階からは、広く大阪を一望でき、まさに晴れ晴れとした気分が味わえます。そして、多様な施設や機能は、さまざまな思いにお応えし、心地よい時間と空間を提供します。あべのハルカスは未来を発信する立体都市です。

「あべのハルカス」の名称について

あべのハルカスは日本のいにしえのことば「晴るかす」から名づけました。

おぼつかなく思ひつめたること、すこしはるかさむ気が気でなく思い思いしてきたこの胸の思いをあなたに打ち明けて晴らしたいと思います。
※現代語訳:角川文庫「新版伊勢物語」

これは平安時代初期に著された「伊勢物語」の一節。
晴るかすは「晴らす、晴れ晴れとさせる」という意味で使われていました。
「ハルカス」という名前には、こうした私たち日本人が持っている感性とことばをヒントに、いらっしゃった方に超高層建築ならではの爽快感や多彩で充実した施設による晴れ晴れとした心地よさを味わっていただきたいという思いを込めています。

ロゴマークについて

三つの四角形を組み合わせたマークは、あべのハルカスの特徴的な外観をかたどっていると同時に、百貨店、ホテル、オフィス、美術館、展望台など多彩な施設が共存する「立体都市」であることを表しています。あべのハルカスの特長を象徴するだけでなく、より多くの方に親しまれるデザインとしました。色は日本古来から使われている「茜色」(あかねいろ)と「墨色」(すみいろ)。茜は赤い染料となる植物ですが、和歌では「日」、「照る」などの枕詞にもなっています。大阪で”最も早く朝陽に輝き、最も長く夕陽に染まる”あべのハルカスらしいあたたかい色です。